日常よくみるケーブルの名称とその特徴についてまとめてみた。
自分は主にAndroidの開発をしています。開発する際にPCと端末をUSBケーブルでつなぐのですが、USBマイクロの先端に「B」と書いてあることに気づきました。
普段何気なく使ってるケーブルでも名称がわからなくて「このケーブル」とかみたいな曖昧な感じにしていたので今回は、身のまわりにある下のようなケーブル・端子について調べてまとめてみました。
今回するケーブルとその特徴の表を以下に示します。
ケーブル名 | 特徴 | 実装端末 | 寿命 |
---|---|---|---|
USBマイクロ | データ通信 | スマフォなど | 10000 |
USBミニ | データ通信 | 一昔前の 電子辞書・デジカメ |
1000~5000 |
USBスタンダード | データ通信 | PC、プリンタなど | 寿命なし |
IEEE1394 | 高速データ通信 | 一部のPC | 寿命なし |
光学型プラグ/光学型ジャック | オーディオ信号 | AV機器、デスクトップPC | 寿命なし |
VGAケーブル | 映像信号 | PC、プロジェクタ | 寿命なし |
USBマイクロ
USBマイクロには「A」と「B」の2種類があります。以下にそれぞれの特徴を書いていきます。
USBマイクロA
PCとデジカメや電子辞書、スマートフォンなどの機器と繋ぎ通信を行うためのものです。差し込み回数(寿命)は10000回です。
USBマイクロB
USBマイクロAと用途は同じである。USBマイクロBの方がUSBマイクロAよりスマートに出来ているため、こちらの方が多用されています。
USBミニ
USBミニにも「A」と「B」の2種類があります。
USBミニA
USBマイクロと同じようにPCと小型電子機器と接続し、通信を行うためのものです。差し込み回数(寿命)は1000回です。
USBミニB
用途はUSBマイクロと同じです。ミニAと比べ差し込み回数(寿命)が5000回になりました。
USBスタンダード
USBスタンダードにも「A」と「B」の2種類があります。また、USB1.0〜USB3.1まで種類があります。一般的にこの3つの見分け方は以下の通りです。
USBのバージョンの見分け方
USBには1.0〜3.1まで分かれています。それぞれの見分け方を以下に示す。
方法1 端子の数で判断する
この方法は一般的な見分け方だとおもいます。しかし、この方法だとUSB2.xとUSB1.xの見分けることはできません。
方法2 パッと見の見分け方
この方法は自分の帰納的な見分け方です。USBの先端の色によって見分けます。
- USB1.x → 白色
- USB2.x → 黒色
- USB3.x → 青色
USBスタンダードA
これは皆さんが一番目にするUSBの形だとおもいます。USBメモリなどはこの形ですね。
USBスタンダードB
プリンタなどで使用されています。
IEEE1394
データ転送を主目的にされたケーブルであり、高速な伝送速度です。なので、動画のやりとりなどに適しています。4ピン、6ピンなどがあります。
光学型プラグ/光学型ジャック
オーディオ信号をデジタルで伝送するインターフェイスです。このケーブルには光ファイバーが使われていて以下のような特徴があります。
- 電線と比べて電気的ノイズが少ない
- 外からのノイズに強い
VGAケーブル
パソコンとディスプレイなどをアナログ接続するためのケーブルです。
参考文献
端子やケーブルの画像
BUFFALO http://buffalo.jp/products/connect/sameport/#usb
ケーブル&コネクタ図鑑 http://www.atmarkit.co.jp/fpc/cableconnecter/indexpage/index.html
VGA端子(アナログRGB) についてメモ
http://blog.goo.ne.jp/limited_terra/e/d940240558f7cd085b0d81a73164e6f8
File:UsbMicroA.jpg