Git・GitHubの超基本的な機能について(その1)

GIt・GitHubとはなにかという説明に関しては自分が説明するよりもっとわかりやすいサイトがたくさんあるのでここでは割愛させていただきます。今回は以下の5つの用語・コマンドを習得できれば、最低限Gitをつかって開発ができるとおもわれるものを備忘録もかねて書いていきたいと思います。

リポジトリの作成

リポジトリとは、ファイルやディレクトリの状態を記録する場所です。リポジトリにはローカルリポジトリとリモートリポジトリがあります。まずはローカルリポジトリを作成します。

リポジトリの作成は以下のように作業用ディレクトリでgit initを実行すると以下の図のようにtestディレクトリの中にリポジトリが作成されます。

$> mkdir test
$
> cd test
$
> git init

f:id:pgpg-sou:20131003112638p:plain

 コミット

コミットとはリポジトリに入っているファイルに変更・追加があったときにそれを反映させることをこコミットといいます。今回はtest.txtを作成しそれをコミットしてみます。

下のコマンドではtest.txtというファイルを作成し、次にコミットの対象となるファイルを選択しています。そうすると以下のイラストのような状態になります。

$> touch test.txt
$
> git add text.txt

f:id:pgpg-sou:20131003130914p:plain

最後にコミット対象としたファイルをコミットします。-mの後にある” ”の中にメッセージがコミットしたときのメッセージとなります。

$> git commit -m "First commit"

f:id:pgpg-sou:20131003140852p:plain

プッシュ

ローカルリポジトリを共有できるようにするのがプッシュです。まずGitHubのページにログインし、「New repository」からリモートリポジトリを作成します。現段階では下のイラストのような感じです。

f:id:pgpg-sou:20131003153501p:plain

ここから、ローカルリポジトリからリモートリポジトリにプッシュします。手順は以下のとうりです。https://~のリモートリポジトリにローカルリポジトリの内容を追加して、masterブランチでpushします。

$> git remote add origin https://github.com/pgpg-sou/test.git
$
> git push -u origin master

f:id:pgpg-sou:20131003170417p:plain

 クローン

他の人がリモートリポジトリから自分のパソコンにリポジトリをコピーして作業を行いたい時にクローンを使います。クローンの方法は以下のとうりです。今回はあたらしくtest2というディレクトリを作成し、そこにクローンします。

$> mkdir test2
$> cd ./test2
$
> git clone https://github.com/pgpg-sou/test.git

f:id:pgpg-sou:20131003170615p:plain

 プル

リモートリポジトリからローカルリポジトリを更新するにはプルという操作を行います。たとえば、test2ディレクトリでtest2.txtというファイルを作ったとします。それを以下の手順でpushします。

$> touch test2.txt
$> git add test2.txt
$
> git commit -m "test2.txt"
$> git push

では、testのリポジトリを更新を行います。プルは以下の手順で行います。

$> git pull

 

f:id:pgpg-sou:20131003172132p:plain

 

 

おわりに

Git・GitHubの超基本的な機能について記述しました。本当はブランチ・マージ・フォークの機能関しても記述したかったのですが、ここまで書くのにつかれてしまったので、3つの機能については今度かきます。